ＮＯ．249　 『おばけかな？』
いちかわけいこ　作　・　西村敏雄　絵　　教育画劇

　暑い夏がやってきました。日々、子どもたちはプールあそびやしゃぼん玉、色水あそびなどを思う存分楽しんでいます。この時期には、どんな絵本を読もうか「絵本の散歩道」をひもといてみました。海や水あそびに関する絵本は意外と紹介されていません。おばけが出てくる絵本もないようです。でも、子どもたちは大好きですよね。

　この絵本はここ半年以上、子どもたちに大人気の絵本です。今年の初め、3歳児の表現活動のきっかけとなるようにおばけの出てくる絵本を数冊、読み聞かせをしました。そして、自分から手に取ることができるように本棚に置きました。

最初は読んでもかくし絵の意図が読めずにあまり反応がありませんでした。繰り返し読んでいくうちに面白がって「もう一回」「もう一回」とのリクエスト。

何度も読んでいるので「竹の中におばけがいるよ」「次は井戸だよ」「チュウチュウねずみだけじゃないよ」「ほらね」等。先回りして、たくさんの声がかかります。

西村敏雄さんの絵本は絵がはっきりしていて見やすいのでどの絵本も子どもたちは大好きです。

たくさんのおばけが出てくるこの絵本、怖いか、怖くないかは読む方の感性にお任せします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｇｏ）

おばけかな？

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