ＮＯ．243 『しろくまのパンツ』
ブロンズ新社　作:tupera tupera　（亀山達矢　中川敦子）

　この絵本を見てまず目に付くのが、しろくまが履いているこの赤いパンツ。お話は、まさかのこのパンツをぬがしてから始まります。この時点で子ども達は大笑い!!　大人も思わずクスッと笑ってしまいます。

では、ちょっと恥ずかしいですがパンツをぬがさせてもらってお話を読ませてもらいましょう…！

　　ストーリーはというと、しろくまさんのパンツがなくなってしまったお話です。

 

「あのね　ぼくのパンツが　なくなっちゃったんだ」

「えー！　きょうは　どんなパンツを　はいていたの？」

「わすれちゃった……」

 

ねずみさんと一緒にしろくまさんのパンツを探す旅が始まります。中は、しかけ絵本になっていて次々とカラフルなパンツがクイズ形式で登場します。さて、しろくまさんのパンツは見つかるのでしょうか。

 

最後に読み終わったら、ちゃんとパンツを履かせてあげて下さいね。ちなみに、この赤いパンツをなくしてしまったり破れてしまった場合は８０円切手を同封して「パンツ希望」と書いて送ると“替えパンツ”が買えるそうです！

そんな作者の遊び心が感じられる一冊となっているこの絵本。是非お子さんと一緒に笑いながら読んでみて下さい。

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　YU-KA

しろくまのパンツ

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