横浜市幼稚園協会

子育て応援団 〜絵本の散歩道〜

NO.180  『 まないたにりょうりをあげないこと 』
作・絵 シゲタ サヤカ     講談社    

子どもは面白い事が大好き!!どんな日常の中でも楽しいことを創り出したり、考えることも得意です。では、子どもたちも良く知っているまないた…このまないたが料理をこっそり食べていたらどうでしょう。考えるだけで面白そうですよね。

お話しはといいますと町の一番人気のレストランで、ひとりのコックが大変なものを見てしまいます。
 それは、「まないた」が料理を食べてしまう瞬間を!そこで、店が閉まってからコックが試しにエビを置くと…ムシャリ!そして、喋りだす「まないた」・・・。「ぼく たま〜に おなかの うえの たべものを こっそり たべてるの」。

さて、それからも「まないた」は誰にもみ見つからないように内緒でこっそり、ムシャリ、 ムシャリと食べているようですがどうなってしまうのでしょう・・・。

この絵本を見ながら子どもたちは「えー!」と言いながらも「僕の家のまないたも食べるんだよ」と言ったりして、「まないた」が食べるところでは大笑いしていました。

こんな風に、実際に起こらないことを想像して楽しめるのも絵本の面白いところですよね。是非、子どもたちと一緒に読みながら想像して楽しんでみて下さい。                             YU-KA

まないたにりょうりをあげないこと

まないたにりょうりをあげないこと

絵本インデックスへ戻る。