横浜市幼稚園協会

子育て応援団 〜絵本の散歩道〜

NO.134  『 おつかい 』
さとう わきこ 作  福音館書店 

雨が降って外で遊べません。しかたなく窓から外の様子を見ているとお母さんにおつかいを頼まれてしまいます。

誰でも嫌な頼まれ事をされれば、何かと理由をつけてなるべく断ろうとしますよね・・・。

この絵本の女の子も おつかいに行きたくないので ささやかな抵抗をします。雨の中 おつかいに行くといろいろこまる事が起きると訴えるのですが、そのたびに お母さんに言いくるめられてしまいます。それでも読んでいくと、 最初は おつかいに行きたくなかった女の子もお母さんとのやりとりや、 いろいろと想像する事を楽しんでいるように思えてきます。

女の子とお母さんのやりとりを聞きながら、女の子の心配をなくそうとするネコとネズミの動きがとても、けなげにおもしろく表現されていて、ページをめくると子ども達のクスクスと笑う声が聞こえてきそうです。とうとう女の子は、「はやくいきなさい!!」と お母さんに叱られてしまうのですが、お母さんがイライラして怒っている様子が 絵の表現から伝わってきます

女の子がやっとおつかいに行く気になって外に出ると、、、、、。

続きは読んでからのお楽しみ。皆さんは何を買いに行ったのか みつける事ができるかな。(ぽ)

おつかい

おつかい

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